スタッフ紹介・後藤 夏江
子育て中でも働きやすい環境なので
安心して仕事ができます
グループホーム ふく福
介護士 後藤 夏江(大分介護福祉士専門学校卒業:平成18年入社)
祖母の姿が私の介護の仕事の原点
私が小学生の頃、祖父が病気で亡くなったのですが、祖父は闘病生活が長く、そのお世話や看病は祖母がやっていました。おばあちゃん子だった私は、祖母と一緒に入院先の病院に看病に行くことも多く、毎日懸命に看病をする祖母の姿をずっと見てきました。
その時、幼いながらも大きくなったら、祖父のような病気の人やお年寄りの役に立つ仕事をしたいと思っていたのが介護の道を目指すきっかけでした。
そして高校3年の進路を決める頃には自分の目標である介護の道へすすむため「大分介護福祉士専門学校」へ進学。2年間の在学中に国家資格の介護福祉士の資格を取得しました。
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入所者さんの暮らしをサポートすることの大切さ
専門学校卒業後から出産前まではずっと特別養護老人ホーム「創生の里」に勤務。創生の里は施設の規模も大きいですし、入所者さんやスタッフの数も多く日々慌ただしく過ごしていました。
その後、結婚・出産を経て産休・育休制度を利用させていただき、現在グループホーム「ふく福」で働いています。久々の職場復帰ではありましたが10年以上、創生の里に勤務してきた経験もあったため、あまり産休・育休明けだから、という大変さはありませんでした。
ふく福では、基本的に入所者さんが自宅で暮らしているのと同じように料理や洗濯、掃除なども自分でできることはご自身でやっていただき、できないところを私たちがサポートする場所なので、仕事の内容も介助というよりは、一人ひとりのペースに合わせてゆっくりと「暮らしのサポート」をするという感じです。
創生の里の時よりも入所者さんの人数も施設の規模も小さい分、アットホームな雰囲気のなかで、今まで以上に入所者さんとの距離が近く、コミュニケーションを大切に、じっくりとケアやサポートができるように心がけています。
働きやすい環境だから仕事と子育てを両立できています
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私は介護の仕事をして13年目になりますが、勤務して9年目に結婚、さらに2016年に出産し、現在1歳の娘の母親として慌ただしい毎日を過ごしています。
もともと独身の頃から結婚後も仕事はずっと続けていきたいと考えていましたし、若草会の事業所には、産休・育休制度や、子どもが小さいうちは日勤のみの勤務希望を出せるというのもあり、2017年4月に職場復帰しました。
私の場合、実家が遠方だったり主人も仕事の都合などでなかなか子育てに協力できる環境ではなく、家事・育児もほぼ、私メインでこなしているような状況ではありますが、それでもこの仕事を続けられるのは、職場の方が私のように子育て中のスタッフにも理解をしていただけているからだと思います。
例えば子どもの体調不良などで急に休まなければならなくなったときなども休みやすい職場ですし、子育てしながら仕事をしてきた大先輩の上司も多くいるので、とても働きやすい環境なのは助かっています。
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子どもの成長に合わせて自分の仕事も「成長」していきたい
介護の仕事は、体力的にも精神的にきついときもあり、大変な仕事だとは思います。でも入所者さんから「ありがとう」「本当に助かるわ」と言われた時は、何よりもこの仕事のやりがいを感じますしで、明日も頑張ろうと励まされます。
また子育てしながらの仕事はどんな業種でも大変な面もあるかもしれません。しかし、若草会の事業所は子育て中の人でも働きやすい環境で、ずっと続けられる仕事だなと思います。
今はまだ子どもも小さく手のかかる時期のため日勤のみの勤務ですが、子どもの成長に合わせて将来的にはまた夜勤なども視野に入れるなど、私の働き方も変化させていきたいと思いますし、今まで以上に仕事のスキルを磨いていけるよう頑張っていきたいと思います。